川崎市の住まい|家賃・持ち家率・住宅の広さ・地価と、市営住宅の若年・子育て世帯向け募集

確認日 2026年10月25日

民営借家の家賃83,222円1か月・全国は65,496円
住宅地の平均価格1㎡ 31万9千円2026年地価公示・市の公表
市営住宅の若年・子育て世帯向け41戸2026年9月の募集・全256戸のうち

このページのまとめ

  • 川崎市の民営借家の家賃は1か月83,222円で、全国(65,496円)より約1万8千円、神奈川県(76,356円)より約7千円高い水準です(令和5年住宅・土地統計調査)。
  • 持ち家の割合は約46%で、1住宅あたりの広さは63.89㎡と全国(91.66㎡)より狭くなっています。
  • 住宅地の平均価格は、2026年の地価公示で1㎡あたり319,400円、地価調査で331,500円で、区ごとでは中原区が最も高く麻生区が最も低くなっています(川崎市の公表)。
  • 市営住宅には「若年・子育て世帯向け」の期限付きの募集枠があり、未就学の子がいる世帯は一番下の子が18歳になる年度末まで住めます。
  • 市の住まいの助成制度の一覧には、子育て世帯だけを対象にした市独自の家賃補助や購入補助は載っていません。
このページの内容(4)
  1. 数字で見る川崎市の住まい
  2. 住宅地の価格
  3. 住まいの補助制度と相談先
  4. 市営住宅・県営住宅

数字で見る川崎市の住まい

総務省の令和5年住宅・土地統計調査(2023年10月1日時点)の数字です。標本調査なので、誤差を含みます。

項目川崎市神奈川県全国
民営借家の家賃(1か月、家賃0円を除く)83,222円76,356円65,496円
民営借家の共益費・管理費(1か月)5,313円5,247円5,177円
持ち家の割合(持ち家÷住宅の総数、当サイトの計算)46.1%58.7%60.9%
1住宅あたりの広さ(全体)63.89㎡76.51㎡91.66㎡
持ち家の広さ89.94㎡97.87㎡118.25㎡
民営借家の広さ38.33㎡41.31㎡44.17㎡

家賃には、敷金・礼金・共益費は含まれていません。持ち家の割合は、統計の表の戸数から計算した値(川崎市は 349,300戸÷757,600戸)で、市が公表している数字ではありません。

区ごとの数字

同じ統計には区ごとの数字もあります。区の数字は調べた世帯が少なく、誤差が大きくなります。

区民営借家の家賃(1か月)持ち家の割合(当サイトの計算)1住宅あたりの広さ
川崎区76,844円41.2%56.50㎡
幸区85,387円52.2%62.17㎡
中原区92,053円38.4%57.77㎡
高津区87,522円43.9%61.05㎡
宮前区86,139円56.6%72.05㎡
多摩区75,029円39.6%62.51㎡
麻生区77,503円59.5%82.31㎡

家賃は家賃0円を除いた平均です。持ち家の割合は、区ごとの持ち家の戸数÷住宅の総数で計算しました。

住宅地の価格

2026年地価公示の住宅地の平均価格(1㎡あたり)の横棒グラフ。中原区475,500円、幸区371,600円、高津区355,200円、川崎区329,500円、宮前区292,900円、多摩区272,100円、麻生区239,400円、市全体319,400円
川崎市「川崎市の地価情報(令和8年地価公示)」をもとに作成

川崎市(財政局 資産運用課)は、地価公示と神奈川県の地価調査の結果から、市全体と区ごとの住宅地の平均価格を公表しています。

調査時点地点数平均価格(川崎市の公表)前年平均の変動率
地価公示2026年1月1日181地点1㎡あたり319,400円304,300円+4.4%
神奈川県地価調査2026年7月1日81地点1㎡あたり331,500円316,700円+4.3%

当サイトでも、国土交通省の国土数値情報(地点ごとのデータ)から川崎市7区の住宅地の地点を抜き出して平均を計算し、地価公示 319,442円(181地点の合計57,819,000円÷181)、地価調査 331,457円(81地点の合計26,848,000円÷81)と、市の公表値と同じになることを確かめました。地価公示と地価調査は調べる地点が違うので、2つの平均の差には地点の違いも含まれます。

地価公示の住宅地で最も高い地点は中原区小杉町2丁目の1㎡あたり905,000円、最も低い地点は麻生区下麻生3丁目の123,000円でした。区ごとの平均(1㎡あたり)は次のとおりです。市の資料では、地価公示の住宅地はすべての区で前年より4%以上上がりました。

区地価公示(2026年1月)前年からの変動率地価調査(2026年7月)
川崎区329,500円+4.6%364,400円
幸区371,600円+4.3%433,300円
中原区475,500円+4.5%471,200円
高津区355,200円+4.0%395,100円
宮前区292,900円+4.5%304,600円
多摩区272,100円+4.2%279,100円
麻生区239,400円+4.8%196,700円

住まいの補助制度と相談先

川崎市は、市の住まいに関する助成制度を冊子「川崎市住まい助成制度等ご案内」(2026年版)にまとめています。分類は、高齢者・障害者・バリアフリー、環境・省エネ、耐震・防災・防犯、税制、住環境まちづくりなどです。

  • この一覧には、子育て世帯だけを対象にした川崎市独自の家賃補助や住宅購入の補助は載っていません。一覧の中で子育て世帯が対象に出てくるのは、国の住宅の省エネの補助(みらいエコ住宅2026事業)です
  • 外壁塗装や屋根の補修など、リフォームを目的にした工事への市の助成制度はないと、市のページに書かれています
  • どの制度に当てはまるか分からないときは、川崎市住宅供給公社の「ハウジングサロン」(044-874-0180、火〜土曜 9:00〜12:00・13:00〜16:00、祝日・年末年始は休み)に相談できます

市は2026年1月の議会への報告で、30〜40歳代の子育て世代が市外へ出ていく傾向があるとし、空き家を活かした子育て世代向けの住宅づくり(既存住宅のリノベーションへの補助など)のモデル事業を検討していると説明しています。資料の予定では、モデル事業の実施は令和9〜11年度です。

市営住宅・県営住宅

川崎市営住宅

市営住宅の募集は、これまで3月・6月・9月・12月の年4回行われています。2026年9月の募集(9月9日〜18日受付)では、郵送、川崎市住宅供給公社の受入箱、オンライン(e-KAWASAKI)で申し込めました。抽選は11月12日です。

項目内容
主な申込資格住宅に困っていること、同居する親族がいること(単身者向けを除く)、市内に住んでいるか市内の勤務先に1年以上勤めていること など
収入基準(計算した月収額)普通世帯 158,000円以下。同居者に義務教育が終わる前の子がいる世帯などの「特認世帯」は 214,000円以下
若年・子育て世帯向け【期限付き】未就学の子を含む2人以上の世帯は、一番下の子が18歳になる年度末まで。申込者を含む同居の家族全員が40歳未満の世帯は10年。入居中に子が生まれたら、その子が18歳になる年度末まで延ばせます
2026年9月の募集戸数全256戸のうち、若年・子育て世帯向けは新築24戸・空き家17戸の計41戸(当サイトの計算:24+17)
住戸の広さの目安2〜3人世帯は40㎡〜おおむね55㎡未満、4人以上の世帯は55㎡以上
  • 市は令和6年度から、一般世帯向けの「未就学児童」の優遇倍率(5倍)をやめ、「若年・子育て世帯向け」の区分にまとめました。子育て世帯向けの期限付き入居は年100戸程度を募集する方針です
  • 子が多い世帯は「多家族世帯向け」の区分、母子・父子世帯には一般世帯向けで5倍の優遇倍率があります
  • 申込区分ごとの細かい資格は、募集ごとに配られる「募集のしおり」で確かめてください
  • 問い合わせ:川崎市住宅供給公社 市営住宅管理課(募集専用 044-244-7578)、まちづくり局 市営住宅管理課(044-200-2948)

神奈川県営住宅

神奈川県の県営住宅にも、18歳になった後の最初の3月31日までの子と同居し扶養している世帯向けの「子育て世帯向住宅(入居期限付き住宅)」があります。2026年5月の定期募集では、県全体で35戸の募集でした(申込みは郵送のみ、持ち家のある人は申し込めません)。川崎市内の戸数と入居できる期間は、県のページと「募集のしおり」で確かめてください。

川崎市のほかの項目

出典

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